進学せずに職人になろうとする君へ
職人になるのに勉強・学歴は必要?
建設業の職人に置いて学歴というものは確かに必要ありません。
学校に行ったこと無い人でもスタートラインは誰でも一緒です。
しかし、勉強が出来ないが職人としてなら立派になれるは、違います。
職人だって日々勉強の連続だし、一人前になるまでには努力の連続です。
逆に言えば努力すれば勝てるのもまた建設業の魅力です!
建設業は3Kと呼ばれる世界
建設業における「3K」とは、「キツイ」「汚い」「危険」を意味する言葉です。これは、建設現場の仕事が物理的にも精神的にも厳しいという特性を指しています。
- キツイ (Kitsui): 重いものを運んだり、長時間働いたりすることが多い。
- 汚い (Kitanai): 土や泥、塗料などで手や服が汚れることが多い。
- 危険 (Kiken): 高所作業や機械を使うため、怪我をするリスクがある。
- (あと個人的にトイレが汚いところが多い・・・。)
これから職人になりたいという方へ
- 基本が大切: 最初は単純なことをやるかもしれないけど、その基本が後で役立つ。しっかり学ぼう!
- 先輩の話をしっかり聞く: 知っている先輩の話はすごく大切。アドバイスや教えてもらったことを大切にしよう。
- 体を大事に: 職人の仕事は体を使うことが多い。体調管理をしっかりして、元気に働こう。
- 自分らしさを見つける: たくさんの職人がいる中で、自分だけの特技ややり方を見つけよう。
- 新しいことにも挑戦: 伝統的なやり方も大切だけど、新しい技術や方法も学ぶ姿勢が大切。
これが一般的なアドバイスですが、
そりゃムカつく先輩も沢山います。理不尽なことも沢山あります。
ギックリ腰やったり、早寝早起きで眠いことも有ります。
こいつ頭ん中バグってると感じる先輩もいます。
しかしとにかく我武者羅に必死であることが一番重要だと思います。
そしてもう一つ絶対に重要なこと。これは最初は運かもしれませんが・・・
良い師匠に出会うのが一番の上達の近道
これは本当に職人として根っこの話ですが、
仕事が上手な人の元で学んだ人は上手い。
下手な人のところで学んだ人は下手だし雑だったりします。
良い出会いを求めて、良い職人さんや上手な職人さんが周りにいないか常にアンテナを張っておくのも重要です!
上手く見せるのも上手な職人として重要なスキル
作業自体があまり上手では無くても、現場内の整理整頓が行き届いていたり、車内が片付いていたり。この人はしっかりやっている人なんだと信頼を勝ち得るのも重要なことです。
掃除や整理整頓が苦手な人もいると思いますが、ここは妥協しては行けません!
自分の家が片付いていなくても現場は片付けなきゃいけません!
最後に
今の建設業界は若い人がいません。30代前半の私でも若者です。
(20代の頃はもっとチヤホヤされていました)
40代まで若いと言われるレベルです。
しかしこの先、職人さんは人口との比率で比べても遙かに早いペースで減っていきます。
手に職つけるなら今がチャンスだと思います。
職人の世界は厳しいけど、慣れです。
というか、サラリーマンの世界も厳しいです。
上手くいっている人は目立っているだけでほんの一握りです。
職人やろうかなって思ってくれたそこのアナタ!
現場で会いましょう!
おわり